広告の作り手と受け手
広告での約束と同一視手法とをうまく合致させることができるのでしょうか。
これはできます。
事実、約束と同一視手法とが合致してこそ、広告代理店による立派な広告が制作できるのです。
極端な例をあげると、一見ぶざまなダイレクト・リスポンス広告
「ごらんなさい。冗談ではありません。
当方はあなたの感情にではなく、常識に訴えております。
あなたは合理主義者で、お金の使い方もご存知です」
・・・これがむしろ成功する場合があるのです。
それは機能的な生活を好む人たちを魅了するやり方です。
実際、この荒っぽい接近方法でテレビ放映し、家具がよく売れています。
「もしあなたが所属の組合の会員でしたら」というのも、仲間意識に働きかける重大な接近方法です。
客の気持ちに訴えて広告主の思い通りの効果をあげるには、広告の約束と表現法とが相互に作用しないと成功しません。
コピーライターは広告の受け手にアピールするような情報を集める必要があるでしょう。
また、広告主は広告を見るときの受け手側の性質を見抜き、記憶しておく必要があるのです。